opnlab

読まれるコンテンツは1秒で決まる〜優れたウェブ記事を作る3原則とは?

せっかく力を入れて自社の情報を発信するウェブページを作ったのに、ユーザーに見向きもされないーー。

オウンドメディアを運営するウェブ担当者が抱える悩みのひとつだが、それも当然のこと。日々、SEO対策でキーワードをぶち込んだだけの「ゴミ記事」が何十、何百と量産され、ネットを埋め尽くしている。例え内容面で優れていたとしても、ユーザーを呼び寄せる工夫を凝らさねば、ゴミ記事の山に埋もれてしまうわけだ。

「WIRED」の副編集長や「ココログ」「ギズモード・ジャパン」の立ち上げを担当し、インフォバーンで数々のオウンドメディアをディレクションした成田幸久氏によると、読まれるコンテンツには「3つの原則」があるという。

1つ目は、「ターゲットを一人に絞る」こと。

情報を発信する際には、できるだけ多くの人に広く告知したいと考えがちだが、それではターゲットがぼやけて誰に向けたもなのかが曖昧になってしまう。

「BCCで来たメールは読まずに捨てるでしょう? それと同じで、他人事と思われたら読んでもらえません。100人にアプローチして30人の獲得を期待するより、ペルソナ設定した確実な1人にアプローチし、その人に共感する30人を連れてくればいい」(成田氏)

2つ目は、「1秒で勝負を決める」こと。

情報過多の今日、コンテンツが選ばれるかどうかはユーザーとの出会い頭の一瞬にかかっている。そこで勝つためには工夫が必要だ、と成田氏は強調する。

例えば文章構造。

日本人は「起承転結」で文章を考えがちだが、結論にたどり着くまでに時間がかかる構造なので、ウェブには適さない。

「むしろ記事の一番面白いところから始める『結承結』や『結起承』で始めないとダメ。クライマックスで始まって、種明かしをする直前で『寸止め』するわけです」(成田氏)

言葉選びも重要だ。

美麗秀句を多用するとどうしても抽象的な単語が並びがちだが、それでは読者の頭に入らない。

「『気持ちの良い』と書くより『猫の肉球のように』と具体的に表現したほうがイメージが伝わる。『草食男子』『貧困女子』といった意外性のある言葉を組み合わせたり、『500g』『1%』などデータを織り交ぜて信ぴょう性を高めたりするなど、なるべくイメージしやすい言葉や表現を心がけましょう」(成田氏)

そして3つ目は、「嘘をつかないこと」。

もちろん、ウラを取っていない情報を真実として載せる、欠点や都合の悪いことを隠すといったやり方はNGだ。だがそれ以上にありがちなのが、ウケようとして思ってもないことを言ったり、好きでもないモノを持ち上げたり、読者に媚を売ったりすること。

もちろん最終的に読んで判断するのはユーザーなので、彼らが喜ぶコンテンツにしないと意味がない。「毒がある方が良いわけではないが、説得力のない美辞麗句を並べるより、スッと腑に落ちたコンテンツが作れるはず」(成田氏)だ。

難しいことを易しく、

易しいことを深く、

深いことを面白く。

これは作家の井上ひさし氏の言葉で、成田氏の座右の銘だ。専門的なネタをかみ砕いて易しく書く。ただし薄っぺらくならないよう、深い内容にする。さらにみんなが楽しめるよう、面白く書く。「ユーザーが集まらない」と嘆く前に、この言葉を踏まえてコンテンツを振り返ってみれば、きっと新たな気付きがあるはずだ。

 

11/19 編集者・ライターのためのWebライティング レポート)

表示: 737

このブログ記事はコメントを受け付けていません。

お問い合わせ

opnlab

information@opnlab.com

ビジネスエコシステムを築くため、継続的なセミナー・コンテンツを企画・発信したい企業のお手伝いをしています。

アクセス:opnlab九段オフィス

千代田区九段南2-8-5-1F

九段下 2番出口より徒歩10分

市ヶ谷
  地下鉄A3出口より徒歩10分
 JR改札より徒歩13分
半蔵門 5番出口より徒歩10分

写真

  • 写真の追加
  • すべて表示

バッジ

読み込み中…

© 2019   Created by 小林 利恵子.   提供:

バッジ  |  問題の報告  |  サービス規約