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リニューアルしたワイナリー「シャトーメルシャン」でワインを満喫

先日、9月1日にリニューアルした山梨県の甲府盆地に位置する勝沼にあるワイナリー「シャトーメルシャン」へ行ってきました。10億円かけて見学施設や生産設備がリニューアルされ、国産ワインの魅力を存分に伝えています。(通常は「ワインを楽しむ」コース60分と土日祭日のみ「ワインを識(し)る」コース90分があります)



ワイナリーのフルコース

午後、シャトーメルシャンに到着し、2時間半で一気にテイスティング、セラー見学、シャトー・メルシャン ワイン資料館、ブドウ園を堪能しました。


最初は、リニューアルにあわせて改装されたビジターセンターでテイスティング。
「シャトーメルシャン 甲州きいろ香」「シャトーメルシャン 新鶴シャルドネ」「地ワイン 大森リースリング」「シャトーメルシャン長野メルロー」「地ワイン穂坂マスカット・ベリーA 」の5種類が登場。シャトーメルシャンの名称は、一定のレベルを超えたワインのみにつけられるワイン。確かに香りも味もしっかりしたものばかり。個人的には、さわやかな甘味をもつ「地ワイン 大森リースリング」と、豊潤な香りとしっかりとした味の「長野メルロー」が大好きです。

1904年築の現存する日本最古の木造ワイン醸造所であるワイン資料館で明治時代のワイン造りや、メルシャンの歴史や数々の受賞歴などを勉強した後、実際に見る17品種のワイン用のブドウ園も格別。日本ではワイン用のブドウを育て始めた初期は、フランスのワイナリーでみられるような垣根方式でしたが、日本のブドウ園では棚方式に栽培がかわります。(植え方が問題ではなく、全世界で流行していたフィロキセラという害虫が理由ではないかといわれています)。シャトーメルシャンの見本ブドウ園には、垣根方式で植えられた17品種のぶどうが一面に広がります。植えられたぶどう(メルロー)を少し試食すると、酸っぱいと予想した小粒(デラウエアくらい)のブドウが、とても甘くて驚きました。


カフェとショップが併設されているワインギャラリーで、ワインを選んでいると、スタッフの方が「今日作っているワインのぶどうです」とトレーにもってきてくださいました。これも美味しい。ワインのブドウももしお土産で売っていたら、買ってしまいそうです。

「ワイン」をキーに勝沼を楽しむ

山梨の勝沼周辺は明治のころからブドウ栽培に力をいれてきた地域です。
殖産興業政策としてブドウ栽培が奨励され、メルシャンのルーツである1877年に勝沼に設立された日本最古のワイン会社「大日本山梨葡萄酒会社」が高野正誠と土屋龍憲の2名を留学生としてフランスへ派遣。醸造技術やワイン醸造に適した葡萄の栽培に取り組みます。この2名のシルエットをモチーフにしたシンボルが、街のいたるとこでみられます。

また古くからのぶどうの産地を感じさせる伝説も。
高僧行基が甲斐国で修行した時に、夢の中に葡萄を持った薬師如来が現われ満願を果たした、そこで葡萄 を持った薬師如来像を本尊とした「大善寺」が建立されたといわれています。本堂(国宝)は山梨県でもっとも古い木造建築というだけあり、外観の重厚さや、中に安置されている12神将や日光・月光菩薩像(国指定重要文化財)もみごたえがあります。ご本尊の薬師如来像は5年に一度の御開帳です。葡萄の甲州種もこのころにシルクロードを経て仏教と共に日本に渡ってきたものと言われています。

ひんやりした「大日影トンネル」1.4kmは、夏の肝だめしを彷彿させるわくわくする空間。トンネルとぬけると、道路をはさんだその先に「トンネルカーブ」という甲府市が経営しているやはりトンネルを活用した自然のワインセラーがあります(とはいえ空調もしっかりきいていますが)。市内ワイナリーや個人所有の大切なワインが貯蔵されていました。(写真左は大日影トンネル、右はトンネルワインカーブの中)


ワインから少し外れますが、徒歩でトンネルカーブから大善寺にむかう途中、ぶどう畑の真ん中に突如、こんな謎の風景が。。。歩きで移動すると面白い発見があります。バス停の標識がバスをまっているかのようです。


ワイナリーが集まるところは、食事の好きな人が集まるということで美味しいレストランも増えているようです。
今回、訪問したフレンチレストラン「セパージュ」と7月1日にオープンしたてのビストロ「ミル・プランタン」はいずれもオススメ。観光客だけでなく、地元の人やタクシーの運転手の人たちからも次々に口コミで紹介される魅力的なお店です。ミル・プランタンのオーナーの五味さんは、銀座レカンのシェフ ソムリエを勤めた有名なソムリエ。お値段も前菜は1000円未満、メインも1000円~2000円代とお手頃。「お店オープンに3年かかりました!」と人懐っこい奥様との会話も楽しかったです。

写真は2日目、炎天下5km(うち1.4kmはトンネル内ですが・・・)のウォーキングを経てたどりついたセパージュでいただいたスパークリング「勝沼のあわ」と「バベットステーキ」


メルシャンはボルドー大学などから技術のコンサルティングをうけながら、日本のワイン醸造の技術を高め、さらにその技術を地元勝沼のワイナリーにも共有しています。今回、メルシャンの方に案内していただいたのですが、タクシーやレストランの方とお話をすると、地元の方々に愛されている温かい感じが伝わってきました。

本格的なブドウやワインのシーズンに入り、宿やレストランの予約が難しくなる勝沼。シャトーメルシャン他、勝沼では楽しく美味しいスポットがもりだくさんです。

次回はフランスのワイナリーへ(いつ?)

opnlab 小林利恵子

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おすすめ一泊コース
1日目:フレンチレストラン「セパージュ」でランチ>シャトーメルシャン>ビストロ「ミルプランタン」でディナー>勝沼ぶどうの丘宿泊(天空の湯で夜景を満喫)
2日目:朝天空の湯で眼下に広がる甲府盆地を堪能>勝沼ぶどうの丘で買い物>大日影トンネル>トンネルワインカーブ>大善寺>シャトー勝沼のレストラン「鳥居平」でランチまたは再度フレンチレストラン「セパージュ」でランチ(←私たちは2日連続ランチはセパージュ)>中央本線特急かいじで帰途に向かう
(*注意:車を使わない場合2日目は健脚向けです)

レストラン
フレンチレストラン「セパージュ」
http://www.comme-tu-veux.com/
TEL: 0553-44-2676
所在地: 〒409-1302 山梨県甲州市勝沼町菱山3577-6
アクセス: 勝沼ぶどう郷駅から徒歩3分
営業時間: 11:30~14:00L.0/18:00~21:00L.0
定休日: 水曜日、第2、第3火曜日

ビストロ「ミル・プランタン」
TEL: 0553-39-8245
所在地: 山梨県甲州市勝沼町下岩崎2097-1
アクセス: 勝沼ぶどう郷駅から車で約10分
営業時間: 11:30~16:00(14:30-16:00は喫茶のみ) 17:00~21:00
定休日: 水曜日

シャトー・メルシャン
http://www.chateaumercian.com
TEL: 0553-44-1011
所在地: 山梨県甲州市勝沼町下岩崎1425-1
営業時間:9:30~16:30
定休日: 火曜日及び年末年始
(※火曜日が祝日の場合は営業、翌日振替休日。尚、2010年9月、10月は休まず営業。)

メルシャンのオンラインワインショップ
「勝沼のあわ(1850円)」「シャトーメルシャン 長野メルロー(3100円)」などがネットで購入できます。
http://winesuki.jp/store/


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コメント

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1:07pm の 9 月 13, 2010 にある 小林 利恵子 のコメント
ほんとに楽しい旅でした。次回また行っても困らないためのレストラン情報と、今回好きになったワインをいつでも買えるようにネットショップの情報を上記にしっかりメモしておきました。
12:43pm の 9 月 13, 2010 にある 小須田紀子 のコメント
いやあ 楽しかったね。
あんなに飲み続けたことはないです。
早速、「勝沼あわ」「穂坂のあわ」購入したわん。

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