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5人の壁を越える食事会の開き方〜場づくりのコツ

食事会は、4人以下程度であれば気軽に開いたとしても、少し多くなると面倒だなと思う人は多いのではないでしょうか。宴会好きな人は、人数を集めてわいわいやる回数が多いので、どんな人数規模でも息を吸うようにいとも簡単に食事会を開いているようにみえます。

 

 

この4人以下と5人以上の間に立ちはだかる壁は大きく、多い人数の食事会に慣れていない人は、そこをあまり乗り越えようとしません。


そこで、企業の周年記念パーティの企画運営を手がけたり、小規模のプライベートな食事会を頻繁に開催したりしている、食べる場づくりが好きすぎて、仕事と生活の境がよくわからないopnlab小林が、プチ宴会「幹事」のコツをご紹介します。

  

ここでは、食事会を「参加者重視の場合」と「企画重視型の場合」に分けて、ステップをみていきます。

 

日程決定が鍵の参加者重視の食事会

 

参加者重視の食事会、例えばプロジェクトの打ち上げなどで対象となる全員に参加してほしい場合です。どのように開催までもっていくか。

ポイントは、迅速に日程調整を行うことです。開催が決まったら、すぐに候補日を絞って対象者に都合を確認します。この際に「いつがいいですか?」と場にゆだねると時間を無駄にします。絞られた日程から選ぶほうが参加者にとって楽だからです。

 
日程調整は、参加予定者の立場がほぼ対等であれば、幹事の都合の良い日をいくつか候補日にします。立場が上の人や、外せないキーパーソンがいれば、まずその人の予定を確保し、候補日にします。その後、メールやグループのメッセージなどで候補日を共有し、やりとりの中で日程をしぼっていきます。「調整くん」などの予定を調整するWebサービスを利用してもよいでしょう。
 

「巻き込み」がポイントの企画重視の食事会

企画重視の食事会は「いかに人を巻き込むか」がポイントです。例えば、ワイン会では何種類かのワインを楽しみたいので、5人から10人くらいには来てほしい。そこで、「ワイン好き」「ワインに限らずお酒好き」など、関心のありそうな人に声をかけていきます。テーマがはっきりしていたり、楽しそうだと「友達を連れてきても良い?」という人もでてきます。

 

日程調整については、最低人数と上限人数をだいたい決めておき、最低人数に達するくらいの数名に都合の良い日程を確認します。2~3人を確保したら、あとは来てほしい人に「9/29にワイン会を開催するので来てください」と案内します。この時、一斉で案内するのもよいのですが、それだけでなく、個別にメッセージやメールなどでも連絡します。不特定多数のメールだと、なんとなく目に止める程度ですが、個別に連絡すると「自分が声をかけられている」と自分ごとになりますし、「気になっていたから、やっぱり行くか」と参加のモチベーションが一気に高まるからです。

 

お店選びとエリアの関係

 

参加者重視の場合、エリアを決めてからお店を決めます。職場の近くか、参加者が帰りやすい場所、特に遠方の人に都合の良い場所を優先します。たとえば、中央線で三鷹より西の人がいたら新宿。鎌倉の人がいたら東京、銀座、新橋など。また可能であれば参加者の「好み」または「苦手なもの」も入手しておきます。

 

どんなお店が良いかわからないエリアもあると思います。その時はどうするか? 「検索」もいいのですが、確実なのは人に聞くことです。そのエリアで働いている人にオススメを聞いてみましょう。旅行先で地元の人にお店を教えてもらうのと同じ感覚です。またカバーエリアが広いグルメな人が身近にいれば、その人に相談してみるのもひとつの手です。

 
企画重視の場合は、「美味しいものが食べたい、美味しいお酒が飲みたい、そして楽しみたい」ことが目的なので、アクセスの良し悪しよりも、テーマとお店選びに力を注ぎます。行きつけのお店であれば安心ですし、新しいお店を開拓したい場合は、開拓したいカテゴリーのお店に詳しい人に聞くのもよいでしょう。また、グルメサイトも細分化し、個人の評価を重視した「Rettyグルメ」や、シェフの顔がみえる「ヒトサラ」など、より好みのお店に到達しやすい環境が整っています。

 

ただ、行ったことがないお店であれば、ランチでもよいので事前に食べに行き、自分の好みか、他の人とシェアをしたい味かなどを確認することをおすすめします。さらに、行ったその場で予約すると、「幹事」としてお店の人に覚えてもらえ、親しくなれるという特典もついてきます。そうなると、大事な人を大事な時に連れていけるお店のレパートリーも増えるのです。

 

誰を呼ぶか


テーマ重視の場合は「誰を呼ぶか」ということも大切です。自分を起点につながっているので、比較的スムーズにその場であったばかりでも仲良くなれるのですが、この人とあの人は相性が良さそう、もしくは真逆のタイプだけど合わせたらおもしろいかも、という仕掛けをしておくと、思いがけない化学反応が起きることもあります。

 

ある食事会で、相性が良さそうだなと思って声をかけた二人が、最初「初めまして」と挨拶した10分後、30年ぶりに会った同じ部活の高校の先輩と後輩だった、ということもありました(顔も体型も経年変化し、一瞬ではわからなかったとか)。

 

人選のコツは、参加者同士の共通項をつなぐことです。同業者、仕事への姿勢、趣味など。ちなみに私の場合、意識しているのは2点だけ。「仕事とプライベートを楽しんでいる人」と「お酒が飲める飲めないにかかわらず食べることが好きな人」に声をかけます。これだけで、愚痴がなく「これ美味しい〜」という話題に終始する、明るい食事会になるのです。

  

「同じ釜の飯を食う」をうまくコーディネートできると、「場づくり力」が一気に増し、人とのつながりも強まり、広がります。食事の場で語り合うと、仕事が生まれることもありますし、仕事抜きで気軽に飲みに行ける仲になることもあります。仕事とプライベートの境のない、末長い「人の資産」が積まれていくのです。
 
 
(opnlab 小林)

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